Jan 5, 2009

ミニレイアウト~プランと台枠(2)

(このエントリーは、2年前にホームページへ掲載したレイアウト製作記の転載です。写真と文章は当時のものです。)

Oct. 15 2006

まず、建物の土台だけベースボードへ貼り付けました。街並みがテーマなのでとにかくたくさん建てることにし、全部で14棟詰め込みました。街並みコレクションの土台は建物部分以外をカッターナイフで切り取り、その他製品の建物はプラ板から土台を作りました。道路の脇にはドブも付けてあります。ストラクチャーの配置を考えるのは楽しい行程ではありますが、小さいエンドレスの内側なので建物の位置に制約があり、ちょうどいい建物の完成品やキットを求めて何回か模型屋さんを回るはめになりました。
駅は引込み線に設けることとし、ホームを作りました。ナローにしてはちょっとホーム面が高すぎたかもしれませんね。ホーム自体はスチレンボードとプラ板、石垣はグリーンマックス製です。



街並みの反対側の池にはガーター橋を架けました。
枕木は1mm角材です。ゲージを保つために次の方法をとりました。まず、既成の枕木をレールの裏からはずせるように数本づつ切り離しておき、枕木をレールへ残した形でレールをベースボードへ敷設します(当然橋梁部分は宙に浮いています)。数本の枕木をレールからねじりとったら、その部分へ1mm角材の枕木を木工用ボンドで下から接着します。それを繰り返し、橋梁部分全体に1mm角材の枕木を下から接着していきます。木工用ボンドにたいした接着力はありませんが、下からガーターが支えてくれるので問題ありません。
橋脚はバルサやプラ板から作った芯に津川洋行の”レンガ模様の紙”を巻きつけてあります。ちょっと古めかしすぎるかしら? 橋桁は適当な素材が手許になかったので、なんとペーパー製です。CADでパーツ図面をt0.4mmペーパーへ印刷し、カッターナイフで切り出して組み立てました。ペーパーとはいえ桁構造になっていますし、橋そのものはレールと橋脚1個で十分強度があるので問題ありません。
橋を架けてみると分かりますが、橋脚の高さ合わせに苦労するものです。ですので最初から高さをピッタリに作るのはあきらめ、橋脚を少し低めに作っておき、橋脚をガーターへ接着後、空いた橋脚の下側に接着剤を充填して固定しています。
橋が架け終わった後にプラスター作業をしました。



そういうえば橋を架ける前にレールと枕木をエアブラシで塗装してあります。タミヤの茶色(陸上自衛隊)です。ポイント部分も全体に吹き付けました。レール上面とポイント接点部分の塗装を、先っぽにカッターで切れ込みを入れた割り箸でサーッと削り取れば通電OKです。筆塗りは面倒なのでいつもこんな方法です。でもレールは錆色に塗ったほうがいいでしょうね。



街並みになる平らな部分以外はカトーのプラスタークロスを貼り付けてあります。駅前は舗装済みにするつもりで1mmプラ板を貼り付けてあります。



とういうことで全体のイメージが少し見えてきました。この後、地面、建物仕上げと進めていくつもりです。

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