Nov 28, 2008

テラネッツZJゲージを買ってみました

テラネッツの新しいZJゲージ、489系白山カラーが量販カメラ屋さんの店頭に置いてあったので買ってきました。本当に発売になったんですね。基本的にはプラスアップの485系と同じですが、よく見ると各部がグレードアップされています。

(テラネッツZJゲージサイト)
http://zjg.jp/index.html

大きく変わったのが車輪径で4.8mmから3.9mmになりました。動力車の1輌8輪のうち、2輪がゴムタイヤ付きです。車輪の精度も高くなり(といっても他メーカーの標準レベル)、さらにピボット軸に変わっています。

また、動力台車も変わりました。従来のものに比べて少し小振りのような気が・・・?台車上面の床板にはまる回転軸となる突起の直径も少し小さくなっています。モーターや台車を受ける床板、ウェイトは変更ないようです。床板に変更が無いのに、台車の中央の突起の直径が小さくなっているため、少し台車がグラグラしますね。クリアランスを多めにとって、首振りを良くしようとしたのでしょうか。

ちなみにカプラーも変更され、ナックルタイプになっています。上から差し込めばマイクロトレインのカプラーと連結できます。ただカプラー中心高がZゲージの標準より低く、横から見て半分くらいしか引っかかっていません。試走した結果、それでも平坦地なら解放することはありませんでした。

ということで、車輪や台車やカプラーなど、これなら十分にNナローで使えそうですね。軽便気動車のプラスアップ用動力装置へも使えそうですが、台車がグラつくことと、車高が0.45mm低くなるためにどこかへ影響がでるかもしれません。まあ、まだプラスアップの485系も手に入るので、無理にテラネッツの489系を使う必要もありませんが・・・。いずれにしても選択肢が増えて、しばらく色々と悩んで楽しめそうです。

Nov 24, 2008

軽便ボギー客車(組立て) / Nn3 Passenger Car (3)

軽便ボギー客車を組み立てました。
真鍮板を箱にするだけなので、数時間で終わりました。屋根の曲げ筋と位置決め用の突起の処理にちょっと時間がかかりますが、その分組み立てやすいので、気分的には楽です。

台車はマイクロトレインのZゲージ用アーチバー台車をはかせました。この車輪の直径は3.8mmなのですが、この手の客車の車輪径は3.0~3.5mmくらいですから、この小ささでも少しオーバースケールです。まあ、見た目のバランスは悪くないと思います。



というわけで、ひとまず完成。デッキのカプラーネジが目立ち過ぎですね。 もう1.0mm短いネジを使えば目立たなくなるでしょう。

Nov 22, 2008

Nナロー軽便ボギー客車2(屋根曲げ) / Nn3 Passenger Car (2)

ボギー客車製作の続きです。屋根を曲げました。
屋根は裏筋のつけたエッチング板です。今のナローのエッチングキットではおなじみのパーツですね。短い屋根であればビンなど丸いものに沿わせて手で曲げることができますが、少し長いタイプの屋根なので、念のためにセオリー通りに丸棒を使って曲げました。



下敷きに柔らかめの雑誌、丸棒は東急ハンズで買ったベークライトの直径10mm丸棒です。下敷きが柔らかければ丸棒を大きめに、硬ければ10mmくらいでよいようです。丸棒は木材でもアルミパイプでも硬ければ何でもよいと思います。
やり方は、屋根に丸棒を水平に置いて、丸棒の端を持ってグリグリと転がしてあげるだけです。丸めすぎると戻すのがやっかいですから、一度に曲げすぎず、妻板へあてがいながら曲線を決めていくのがコツでしょうか。

写真は下敷きに使った洋書(日本の雑誌と違って柔らかいので・・・Bob Haydenが下敷きじゃバチが当たるかも・・・?)と、ちなみにゴム板も写っています。これはホームセンターで売っている天然ゴム板です。柔らかすぎるのであまり使いません。固めのゴム板があれば、買っておくと重宝するかもしれませんね。

Nov 16, 2008

Nナロー軽便ボギー客車 / Nn3 Passenger Car

Nナローの軽便気動車の目処がついたので、さっそく次の車両を作り始めました。軽便鉄道用らしいボギー台車をはいたオープンデッキタイプの客車です。

すでにエッチングパーツができていたので、パーツを切り出して、各部の折り曲げまで済ませました。



プロトタイプは西大寺鉄道の客車です。ただ、なるべく軽く簡単な構造にすべく、頚城の2軸客車の全長を伸ばしたような構成にしてみました。なので屋根端やデッキの形が微妙に違います。

Nov 14, 2008

便利な手すり曲げ工具

真鍮線で手すりを作る場合、板材の端っこに穴をあけて治具にする方法がよく知られています。Nナローを始めてからは、小さい手すりが多いこともあり、もっぱらタミヤの「エッチングベンダー」で作っています。

製品名通りにエッチング板を折り曲げるために使うプライヤーなのですが、挟む部分が鳥のくちばしのように長細く、しかも幅がテーパー状になっているため、真鍮線を挟む位置を先端から奥へ変えることで4.5mm~6.0mmくらいの手すりが簡単に作れるというものです。



ちなみに先端から28mmのところ(挟む部分の幅は約4.6mm)で折り曲げると、軽便気動車にピッタリの手すりができあがります。というよりも、コレに合わせて設計したのです・・・。

もちろん普段は用途通りのエッチングベンダーとして活用できますから、エッチングキット派ならひとつ持っていると便利ですね。

Nov 9, 2008

軽便気動車の組み立て13・・・いよいよ

ようやく形が見えてきました。
最初の軽便気動車を作ったのが2007年の冬でしたから、ほぼ2年。簡単そうに見えてずいぶんと手間がかかりました。もちろんその間にSLやらDLやらも作っていたわけですが・・・。NHKの準備なんてのもありました。



ということで、興味のある方はこちらをどうぞ。 もろに宣伝でした。

Nov 1, 2008

最近の工作?

半月もごぶさたしてしまいましたが、その間にこんなのを描いています。



こういうことをしていると、これはこれで何だか一作品作った気がしておもしろいです。もう少しでお披露目できるかと思います。