突然ですが、ブログを引っ越ししました。
新しいURLは以下です。
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Jan 11, 2009
Jan 5, 2009
ミニレイアウト~プランと台枠(2)
(このエントリーは、2年前にホームページへ掲載したレイアウト製作記の転載です。写真と文章は当時のものです。)
Oct. 15 2006
まず、建物の土台だけベースボードへ貼り付けました。街並みがテーマなのでとにかくたくさん建てることにし、全部で14棟詰め込みました。街並みコレクションの土台は建物部分以外をカッターナイフで切り取り、その他製品の建物はプラ板から土台を作りました。道路の脇にはドブも付けてあります。ストラクチャーの配置を考えるのは楽しい行程ではありますが、小さいエンドレスの内側なので建物の位置に制約があり、ちょうどいい建物の完成品やキットを求めて何回か模型屋さんを回るはめになりました。
駅は引込み線に設けることとし、ホームを作りました。ナローにしてはちょっとホーム面が高すぎたかもしれませんね。ホーム自体はスチレンボードとプラ板、石垣はグリーンマックス製です。

街並みの反対側の池にはガーター橋を架けました。
枕木は1mm角材です。ゲージを保つために次の方法をとりました。まず、既成の枕木をレールの裏からはずせるように数本づつ切り離しておき、枕木をレールへ残した形でレールをベースボードへ敷設します(当然橋梁部分は宙に浮いています)。数本の枕木をレールからねじりとったら、その部分へ1mm角材の枕木を木工用ボンドで下から接着します。それを繰り返し、橋梁部分全体に1mm角材の枕木を下から接着していきます。木工用ボンドにたいした接着力はありませんが、下からガーターが支えてくれるので問題ありません。
橋脚はバルサやプラ板から作った芯に津川洋行の”レンガ模様の紙”を巻きつけてあります。ちょっと古めかしすぎるかしら? 橋桁は適当な素材が手許になかったので、なんとペーパー製です。CADでパーツ図面をt0.4mmペーパーへ印刷し、カッターナイフで切り出して組み立てました。ペーパーとはいえ桁構造になっていますし、橋そのものはレールと橋脚1個で十分強度があるので問題ありません。
橋を架けてみると分かりますが、橋脚の高さ合わせに苦労するものです。ですので最初から高さをピッタリに作るのはあきらめ、橋脚を少し低めに作っておき、橋脚をガーターへ接着後、空いた橋脚の下側に接着剤を充填して固定しています。
橋が架け終わった後にプラスター作業をしました。

そういうえば橋を架ける前にレールと枕木をエアブラシで塗装してあります。タミヤの茶色(陸上自衛隊)です。ポイント部分も全体に吹き付けました。レール上面とポイント接点部分の塗装を、先っぽにカッターで切れ込みを入れた割り箸でサーッと削り取れば通電OKです。筆塗りは面倒なのでいつもこんな方法です。でもレールは錆色に塗ったほうがいいでしょうね。

街並みになる平らな部分以外はカトーのプラスタークロスを貼り付けてあります。駅前は舗装済みにするつもりで1mmプラ板を貼り付けてあります。

とういうことで全体のイメージが少し見えてきました。この後、地面、建物仕上げと進めていくつもりです。
Oct. 15 2006
まず、建物の土台だけベースボードへ貼り付けました。街並みがテーマなのでとにかくたくさん建てることにし、全部で14棟詰め込みました。街並みコレクションの土台は建物部分以外をカッターナイフで切り取り、その他製品の建物はプラ板から土台を作りました。道路の脇にはドブも付けてあります。ストラクチャーの配置を考えるのは楽しい行程ではありますが、小さいエンドレスの内側なので建物の位置に制約があり、ちょうどいい建物の完成品やキットを求めて何回か模型屋さんを回るはめになりました。
駅は引込み線に設けることとし、ホームを作りました。ナローにしてはちょっとホーム面が高すぎたかもしれませんね。ホーム自体はスチレンボードとプラ板、石垣はグリーンマックス製です。

街並みの反対側の池にはガーター橋を架けました。
枕木は1mm角材です。ゲージを保つために次の方法をとりました。まず、既成の枕木をレールの裏からはずせるように数本づつ切り離しておき、枕木をレールへ残した形でレールをベースボードへ敷設します(当然橋梁部分は宙に浮いています)。数本の枕木をレールからねじりとったら、その部分へ1mm角材の枕木を木工用ボンドで下から接着します。それを繰り返し、橋梁部分全体に1mm角材の枕木を下から接着していきます。木工用ボンドにたいした接着力はありませんが、下からガーターが支えてくれるので問題ありません。
橋脚はバルサやプラ板から作った芯に津川洋行の”レンガ模様の紙”を巻きつけてあります。ちょっと古めかしすぎるかしら? 橋桁は適当な素材が手許になかったので、なんとペーパー製です。CADでパーツ図面をt0.4mmペーパーへ印刷し、カッターナイフで切り出して組み立てました。ペーパーとはいえ桁構造になっていますし、橋そのものはレールと橋脚1個で十分強度があるので問題ありません。
橋を架けてみると分かりますが、橋脚の高さ合わせに苦労するものです。ですので最初から高さをピッタリに作るのはあきらめ、橋脚を少し低めに作っておき、橋脚をガーターへ接着後、空いた橋脚の下側に接着剤を充填して固定しています。
橋が架け終わった後にプラスター作業をしました。

そういうえば橋を架ける前にレールと枕木をエアブラシで塗装してあります。タミヤの茶色(陸上自衛隊)です。ポイント部分も全体に吹き付けました。レール上面とポイント接点部分の塗装を、先っぽにカッターで切れ込みを入れた割り箸でサーッと削り取れば通電OKです。筆塗りは面倒なのでいつもこんな方法です。でもレールは錆色に塗ったほうがいいでしょうね。

街並みになる平らな部分以外はカトーのプラスタークロスを貼り付けてあります。駅前は舗装済みにするつもりで1mmプラ板を貼り付けてあります。

とういうことで全体のイメージが少し見えてきました。この後、地面、建物仕上げと進めていくつもりです。
Jan 2, 2009
ミニレイアウト~プランと台枠(1)
(今日からしばらく、2年前にホームページへ掲載したレイアウトの製作記をこちらのブログへ転載していきます。「Nナロー6.5mm」関係をこちらへまとめようと思っていて、やっと作業を始めました。日付はHPへの掲載日、写真と文章は当時のものです。)
Oct.15.2006
現在製作中の蒸気機関車の下まわりに利用したメルクリンZのスターターセットには、エンドレス一周分のレールが付属しています。かなり以前に買ってあったポイントやレールも使って、エンドレス+側線付きミニレイアウトを作ることにしました。安価なストラクチャー(トミーテックの街並みコレクション・・・)をたくさん並べてどこかの駅前シーンにするつもりです。
セット付属レールはR145mmです。レイアウトの大きさは、エンドレスレールにポイントをひとつ配置した大きさを基準にして500×340にしました。この大きさでNナローの大型の車両を走らせることができます。

台枠はベニア合板(2.5mm)と発砲スチロール(合計3cm)の貼り合わせです。補強として底面に角材を貼りました。この方法は地面を容易に掘り下げることができるので地形を立体的にできます。表面から裏側まで配線の穴をあけてやる必要がありますが、重ねた発砲スチロールの厚さは合計3cmなので、ギリギリΦ2.0mmくらいのドリルを貫通できます。ただし、ポイントマシンの取り付けは面倒かも?

ベースボードができたので、いよいよ工作に入ります。なにしろ小スペースなので製作がはかどりますね。
Oct.15.2006
現在製作中の蒸気機関車の下まわりに利用したメルクリンZのスターターセットには、エンドレス一周分のレールが付属しています。かなり以前に買ってあったポイントやレールも使って、エンドレス+側線付きミニレイアウトを作ることにしました。安価なストラクチャー(トミーテックの街並みコレクション・・・)をたくさん並べてどこかの駅前シーンにするつもりです。
セット付属レールはR145mmです。レイアウトの大きさは、エンドレスレールにポイントをひとつ配置した大きさを基準にして500×340にしました。この大きさでNナローの大型の車両を走らせることができます。

台枠はベニア合板(2.5mm)と発砲スチロール(合計3cm)の貼り合わせです。補強として底面に角材を貼りました。この方法は地面を容易に掘り下げることができるので地形を立体的にできます。表面から裏側まで配線の穴をあけてやる必要がありますが、重ねた発砲スチロールの厚さは合計3cmなので、ギリギリΦ2.0mmくらいのドリルを貫通できます。ただし、ポイントマシンの取り付けは面倒かも?

ベースボードができたので、いよいよ工作に入ります。なにしろ小スペースなので製作がはかどりますね。
Jan 1, 2009
今年もNナロー!
Dec 27, 2008
今日からさいたま鉄道模型フェスタ
Dec 20, 2008
汎用2軸台車作り / General Purpose Four Wheel Drive Chassis
Nナローで気軽に使える2軸の動力装置を、でも満足できる走りのモノを、と思って、1年以上前から、電池式やらOリング減速やら試作をしていたのですが、とりあえず満足できる形になってきました。

とはいっても、結局昔と同じウオーム1段の1軸駆動方式です・・・。え~でも、1軸駆動のままですが減速比を見直したので、より安定して走るようになりました。
構造的には森製作所タイプの頚城風DLに使った動力と同じです。相変わらず牽引力があるとはいえませんが、車体の前後にウェイトを載せれば、平坦でボギー車4両を牽引できました。もっとも被牽引車の台車の転がり具合や重さにもよりますから、軽くて転がりの良い車両であれば5両以上、重くて転がりが悪い車両であれば3両以下になるでしょう。
シンプルゆえに組み立ても接着剤だけで簡単にできますし、調整箇所もウオームギアの噛み合わせだけ、しかもモーターに余計なストレスが掛からないためかとても静かにスムーズに走り続けてくれます。もし止まったら、原因は集電しかないのでレールを拭いてあげるだけ・・・。
余計な事を考えないで済むこんな構造もいいもんだなと思います。もっとも、急勾配の山岳レイアウトは作れませんけどね・・・。

とはいっても、結局昔と同じウオーム1段の1軸駆動方式です・・・。え~でも、1軸駆動のままですが減速比を見直したので、より安定して走るようになりました。
構造的には森製作所タイプの頚城風DLに使った動力と同じです。相変わらず牽引力があるとはいえませんが、車体の前後にウェイトを載せれば、平坦でボギー車4両を牽引できました。もっとも被牽引車の台車の転がり具合や重さにもよりますから、軽くて転がりの良い車両であれば5両以上、重くて転がりが悪い車両であれば3両以下になるでしょう。
シンプルゆえに組み立ても接着剤だけで簡単にできますし、調整箇所もウオームギアの噛み合わせだけ、しかもモーターに余計なストレスが掛からないためかとても静かにスムーズに走り続けてくれます。もし止まったら、原因は集電しかないのでレールを拭いてあげるだけ・・・。
余計な事を考えないで済むこんな構造もいいもんだなと思います。もっとも、急勾配の山岳レイアウトは作れませんけどね・・・。
The photo shows a trial product for General Purpose Four Wheel Drive Chassis in Nn3. It may be able to use for railcars or railtrucks.
Dec 18, 2008
PROZの新製品
このところNナローには進展がなくて更新も滞っていますが・・・、
ところで、PROZ(日本型Zゲージ)の新製品が出るようですね。動力車の単品売りは無く、車両セットも安くはないので、Nナローには使うのはつらいかも・・・。
http://www.proz.jp/05.html
ところで、PROZ(日本型Zゲージ)の新製品が出るようですね。動力車の単品売りは無く、車両セットも安くはないので、Nナローには使うのはつらいかも・・・。
http://www.proz.jp/05.html
Dec 7, 2008
TさんのNナロー / T's N narrow gauge models
Tさんから写真をいただきました。 ありがとうございます。


手前の軽便列車はトーマ製のポーターと頚城2軸客車ハ6です。2輌目の塗色は沼尻風でしょか、かわいい感じでよく似合ってますね。3輌目も頚城ハ6キットの組み立てですが、屋根がシングルルーフになっています。確か十勝鉄道にこんな感じのシンプルな2軸客車がありました。同じキットでも、塗色やちょっとした改造で変化がでるもんですね。
後ろに見えるガソリンカーは、kitcheNさんのNゲージ車体素材の小型気動車"キハニ101"をベースに、動力・下まわりはZJゲージを短縮改造したそうです。既に2年前に完成させていたとか。
プロタイプに凝るのもいいですが、雰囲気重視で”らしさ”を求めるのもナローの楽しさですね。
Nov 28, 2008
テラネッツZJゲージを買ってみました
テラネッツの新しいZJゲージ、489系白山カラーが量販カメラ屋さんの店頭に置いてあったので買ってきました。本当に発売になったんですね。基本的にはプラスアップの485系と同じですが、よく見ると各部がグレードアップされています。
(テラネッツZJゲージサイト)
http://zjg.jp/index.html
大きく変わったのが車輪径で4.8mmから3.9mmになりました。動力車の1輌8輪のうち、2輪がゴムタイヤ付きです。車輪の精度も高くなり(といっても他メーカーの標準レベル)、さらにピボット軸に変わっています。
また、動力台車も変わりました。従来のものに比べて少し小振りのような気が・・・?台車上面の床板にはまる回転軸となる突起の直径も少し小さくなっています。モーターや台車を受ける床板、ウェイトは変更ないようです。床板に変更が無いのに、台車の中央の突起の直径が小さくなっているため、少し台車がグラグラしますね。クリアランスを多めにとって、首振りを良くしようとしたのでしょうか。
ちなみにカプラーも変更され、ナックルタイプになっています。上から差し込めばマイクロトレインのカプラーと連結できます。ただカプラー中心高がZゲージの標準より低く、横から見て半分くらいしか引っかかっていません。試走した結果、それでも平坦地なら解放することはありませんでした。
ということで、車輪や台車やカプラーなど、これなら十分にNナローで使えそうですね。軽便気動車のプラスアップ用動力装置へも使えそうですが、台車がグラつくことと、車高が0.45mm低くなるためにどこかへ影響がでるかもしれません。まあ、まだプラスアップの485系も手に入るので、無理にテラネッツの489系を使う必要もありませんが・・・。いずれにしても選択肢が増えて、しばらく色々と悩んで楽しめそうです。
(テラネッツZJゲージサイト)
http://zjg.jp/index.html
大きく変わったのが車輪径で4.8mmから3.9mmになりました。動力車の1輌8輪のうち、2輪がゴムタイヤ付きです。車輪の精度も高くなり(といっても他メーカーの標準レベル)、さらにピボット軸に変わっています。
また、動力台車も変わりました。従来のものに比べて少し小振りのような気が・・・?台車上面の床板にはまる回転軸となる突起の直径も少し小さくなっています。モーターや台車を受ける床板、ウェイトは変更ないようです。床板に変更が無いのに、台車の中央の突起の直径が小さくなっているため、少し台車がグラグラしますね。クリアランスを多めにとって、首振りを良くしようとしたのでしょうか。
ちなみにカプラーも変更され、ナックルタイプになっています。上から差し込めばマイクロトレインのカプラーと連結できます。ただカプラー中心高がZゲージの標準より低く、横から見て半分くらいしか引っかかっていません。試走した結果、それでも平坦地なら解放することはありませんでした。
ということで、車輪や台車やカプラーなど、これなら十分にNナローで使えそうですね。軽便気動車のプラスアップ用動力装置へも使えそうですが、台車がグラつくことと、車高が0.45mm低くなるためにどこかへ影響がでるかもしれません。まあ、まだプラスアップの485系も手に入るので、無理にテラネッツの489系を使う必要もありませんが・・・。いずれにしても選択肢が増えて、しばらく色々と悩んで楽しめそうです。
Nov 24, 2008
軽便ボギー客車(組立て) / Nn3 Passenger Car (3)
Nov 22, 2008
Nナロー軽便ボギー客車2(屋根曲げ) / Nn3 Passenger Car (2)
ボギー客車製作の続きです。屋根を曲げました。
屋根は裏筋のつけたエッチング板です。今のナローのエッチングキットではおなじみのパーツですね。短い屋根であればビンなど丸いものに沿わせて手で曲げることができますが、少し長いタイプの屋根なので、念のためにセオリー通りに丸棒を使って曲げました。

下敷きに柔らかめの雑誌、丸棒は東急ハンズで買ったベークライトの直径10mm丸棒です。下敷きが柔らかければ丸棒を大きめに、硬ければ10mmくらいでよいようです。丸棒は木材でもアルミパイプでも硬ければ何でもよいと思います。
やり方は、屋根に丸棒を水平に置いて、丸棒の端を持ってグリグリと転がしてあげるだけです。丸めすぎると戻すのがやっかいですから、一度に曲げすぎず、妻板へあてがいながら曲線を決めていくのがコツでしょうか。
写真は下敷きに使った洋書(日本の雑誌と違って柔らかいので・・・Bob Haydenが下敷きじゃバチが当たるかも・・・?)と、ちなみにゴム板も写っています。これはホームセンターで売っている天然ゴム板です。柔らかすぎるのであまり使いません。固めのゴム板があれば、買っておくと重宝するかもしれませんね。
屋根は裏筋のつけたエッチング板です。今のナローのエッチングキットではおなじみのパーツですね。短い屋根であればビンなど丸いものに沿わせて手で曲げることができますが、少し長いタイプの屋根なので、念のためにセオリー通りに丸棒を使って曲げました。

下敷きに柔らかめの雑誌、丸棒は東急ハンズで買ったベークライトの直径10mm丸棒です。下敷きが柔らかければ丸棒を大きめに、硬ければ10mmくらいでよいようです。丸棒は木材でもアルミパイプでも硬ければ何でもよいと思います。
やり方は、屋根に丸棒を水平に置いて、丸棒の端を持ってグリグリと転がしてあげるだけです。丸めすぎると戻すのがやっかいですから、一度に曲げすぎず、妻板へあてがいながら曲線を決めていくのがコツでしょうか。
写真は下敷きに使った洋書(日本の雑誌と違って柔らかいので・・・Bob Haydenが下敷きじゃバチが当たるかも・・・?)と、ちなみにゴム板も写っています。これはホームセンターで売っている天然ゴム板です。柔らかすぎるのであまり使いません。固めのゴム板があれば、買っておくと重宝するかもしれませんね。
Nov 16, 2008
Nナロー軽便ボギー客車 / Nn3 Passenger Car
Nov 14, 2008
便利な手すり曲げ工具
真鍮線で手すりを作る場合、板材の端っこに穴をあけて治具にする方法がよく知られています。Nナローを始めてからは、小さい手すりが多いこともあり、もっぱらタミヤの「エッチングベンダー」で作っています。
製品名通りにエッチング板を折り曲げるために使うプライヤーなのですが、挟む部分が鳥のくちばしのように長細く、しかも幅がテーパー状になっているため、真鍮線を挟む位置を先端から奥へ変えることで4.5mm~6.0mmくらいの手すりが簡単に作れるというものです。

ちなみに先端から28mmのところ(挟む部分の幅は約4.6mm)で折り曲げると、軽便気動車にピッタリの手すりができあがります。というよりも、コレに合わせて設計したのです・・・。
もちろん普段は用途通りのエッチングベンダーとして活用できますから、エッチングキット派ならひとつ持っていると便利ですね。
製品名通りにエッチング板を折り曲げるために使うプライヤーなのですが、挟む部分が鳥のくちばしのように長細く、しかも幅がテーパー状になっているため、真鍮線を挟む位置を先端から奥へ変えることで4.5mm~6.0mmくらいの手すりが簡単に作れるというものです。

ちなみに先端から28mmのところ(挟む部分の幅は約4.6mm)で折り曲げると、軽便気動車にピッタリの手すりができあがります。というよりも、コレに合わせて設計したのです・・・。
もちろん普段は用途通りのエッチングベンダーとして活用できますから、エッチングキット派ならひとつ持っていると便利ですね。
Nov 9, 2008
軽便気動車の組み立て13・・・いよいよ
ようやく形が見えてきました。
最初の軽便気動車を作ったのが2007年の冬でしたから、ほぼ2年。簡単そうに見えてずいぶんと手間がかかりました。もちろんその間にSLやらDLやらも作っていたわけですが・・・。NHKの準備なんてのもありました。

ということで、興味のある方はこちらをどうぞ。 もろに宣伝でした。
最初の軽便気動車を作ったのが2007年の冬でしたから、ほぼ2年。簡単そうに見えてずいぶんと手間がかかりました。もちろんその間にSLやらDLやらも作っていたわけですが・・・。NHKの準備なんてのもありました。

ということで、興味のある方はこちらをどうぞ。 もろに宣伝でした。
Nov 1, 2008
Oct 16, 2008
軽便気動車の組み立て12・・・小パーツ
軽便気動車組み立ての続きです。床下などの小パーツを取り付けました。

新たに取り付けたのはテールライトと床下機器(エンジンとタンク2つ)です。床下に吊ったエンジンのシルエットが思いのほかいい感じになりました(よね・・・?)。
あとはレタリングと窓ガラスを入れれば完成です。

新たに取り付けたのはテールライトと床下機器(エンジンとタンク2つ)です。床下に吊ったエンジンのシルエットが思いのほかいい感じになりました(よね・・・?)。
あとはレタリングと窓ガラスを入れれば完成です。
Oct 11, 2008
軽便祭Nm編 / Nm models
軽便祭・Nナロー紹介の続きです。最後はNm編。
「Nm」と聞いて何だか分かる方も少ないと思いますが、Nスケールのメーターゲージ(1mゲージ)の模型で、1/160, 6.5mmゲージです。つまりNn3と同じ線路を使うということですね。HOm(12mm)は(日本では)ナローゲージへ区分されないようですが、Nナローというと世界的にはNmを含むようです。線路幅が同じだからかな?
「Nm」と聞いて何だか分かる方も少ないと思いますが、Nスケールのメーターゲージ(1mゲージ)の模型で、1/160, 6.5mmゲージです。つまりNn3と同じ線路を使うということですね。HOm(12mm)は(日本では)ナローゲージへ区分されないようですが、Nナローというと世界的にはNmを含むようです。線路幅が同じだからかな?
上の写真は展示されていた車両群。雛段の後ろにマレーの蒸気機関車やNf(1/160, 3.75mm)ジオラマ、Nナロー5mmのトランクレイアウトも見えます。Nナロー5mmの単端の下回りはスパーギア減速付きのスクラッチビルドで、とてもゆっくり快調に走っていました。
下は一部のアップ写真。このあたりの模型は詳しくありませんが・・・、スイスの風景のイメージと車両の色合いからなんとなく惹かれます。
ちなみに、下の写真がメーターゲージの実物です(スイスにて)。現在も走っています。見ただけで乗りませんでした。
下はご存知クロコダイル。右側がメーターゲージの機関車です。日本で言うナローからするとちょっと大きいかも・・・。しかし、左側の本線モノからするといかにもナローの雰囲気です(スイスの博物館にて)。
ということでNナローだけでも堪能できたお祭りでした。
なお、お話を聞いたところによると、Nナローの会は当日限定の会だそうで、日頃活動されているわけではありません。ナローイベントに限らず再び結成されて、楽しませていただけたらと思います。
Oct 8, 2008
軽便祭・ジオラマ編 / Dioramas
前回に続いて軽便祭のNナロー、レイアウト・ジオラマ編です。
下の写真、まずはミニレイアウト。ノートブックのパソコン+αくらいの大きさだったかと思います。商店街と駅、小さくても目を落とすと楽しめました。私も作ったように、まずは作ってみたい一品ですね。

続いて貨物も扱う中間駅。長さ30cmくらいだと思いますが、大型の客車を飾ってもおつりがきてます。 ストラクチャーには先月新発売のトミーテックの貨物駅がもう使われています。コレクションシリーズを活用して一週間くらいでできあがったとか・・・。私も次にこういうのを作ろうと計画中です。

下は併用軌道の田舎道のジオラマ。花巻電鉄あたりのイメージ?。障子の桟が印象的な商店群は流行のコレクションの利用ではなく、ン十年前に自作したものだそうです。井笠鉄道色の気動車はNナローキット+メルクリンの動力装置でしょうか。

最後は九十九里鉄道、上総片貝駅の車庫風。車両の色と建物がすり込み的にベストマッチですね。ガソリン計量器は自作でしょうか?私もコレを作らなければ・・・。車両はペアーハンズの単端と2軸客車ですね。

この他に、3.75mmゲージのNf(でしたっけ?)や5.0mmゲージのトランクレイアウトなどが展示されていました。話に夢中になって写真は撮り忘れ・・・残念。
ともあれ一度にたくさんのレイアウト&ジオラマを見ることができて刺激とともにとても参考になりました。レイアウトを作る前は「ジオラマなんて・・・」と実は思っていたりしたのですが、小さいながらレイアウトを作って車両も揃ってくると、ちょっとしたディスプレー用に「私もジオラマを作りたい・・・」になってきてます。
.
下の写真、まずはミニレイアウト。ノートブックのパソコン+αくらいの大きさだったかと思います。商店街と駅、小さくても目を落とすと楽しめました。私も作ったように、まずは作ってみたい一品ですね。

続いて貨物も扱う中間駅。長さ30cmくらいだと思いますが、大型の客車を飾ってもおつりがきてます。 ストラクチャーには先月新発売のトミーテックの貨物駅がもう使われています。コレクションシリーズを活用して一週間くらいでできあがったとか・・・。私も次にこういうのを作ろうと計画中です。

下は併用軌道の田舎道のジオラマ。花巻電鉄あたりのイメージ?。障子の桟が印象的な商店群は流行のコレクションの利用ではなく、ン十年前に自作したものだそうです。井笠鉄道色の気動車はNナローキット+メルクリンの動力装置でしょうか。

最後は九十九里鉄道、上総片貝駅の車庫風。車両の色と建物がすり込み的にベストマッチですね。ガソリン計量器は自作でしょうか?私もコレを作らなければ・・・。車両はペアーハンズの単端と2軸客車ですね。

この他に、3.75mmゲージのNf(でしたっけ?)や5.0mmゲージのトランクレイアウトなどが展示されていました。話に夢中になって写真は撮り忘れ・・・残念。
ともあれ一度にたくさんのレイアウト&ジオラマを見ることができて刺激とともにとても参考になりました。レイアウトを作る前は「ジオラマなんて・・・」と実は思っていたりしたのですが、小さいながらレイアウトを作って車両も揃ってくると、ちょっとしたディスプレー用に「私もジオラマを作りたい・・・」になってきてます。
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Oct 7, 2008
軽便祭・Nナロー車両編 / Displayed Nn3 stocks
第4回軽便祭でのNナローの紹介です。まずは車両編から・・・。
下の写真はNナロー大集合の図。昔の製品からNゲージからの改造や手前味噌品まで、思ったよりいろいろ種類があるんですね。私の最新作もご一緒させていただきました(後方で線路上を走っている気動車)。いや~いいですね、中でも手前の下津井の荷台付き電車・・・、欲しいです。

続いて尾小屋風気動車のアップを。手前はキハ1でしょうか、軽便気動車の定番ですね。車長が短くて適当な動力装置が無いため、残念ながら付随車だそうです。

続いて三重交通風。詳しくは聞きそびれましたが、鉄道コレクションの改造でしょうか?Nゲージキットからの改造?カプラーからするとメルクリンの下回りを使っているようです。
今日の最後は蒸気の牽く軽便列車。トーマモデルワークスのポーターと井笠鉄道の客車です。この客車はNゲージのナロー風客車キットを竹割りして幅を詰めたそうです(確か・・・。違っていたらごめんなさい)。奥にチラっと見える仙北鉄道の気動車は、Nナローのディスプレー用キットを組み立てたものだそうです。

下の写真はNナロー大集合の図。昔の製品からNゲージからの改造や手前味噌品まで、思ったよりいろいろ種類があるんですね。私の最新作もご一緒させていただきました(後方で線路上を走っている気動車)。いや~いいですね、中でも手前の下津井の荷台付き電車・・・、欲しいです。

続いて尾小屋風気動車のアップを。手前はキハ1でしょうか、軽便気動車の定番ですね。車長が短くて適当な動力装置が無いため、残念ながら付随車だそうです。

続いて三重交通風。詳しくは聞きそびれましたが、鉄道コレクションの改造でしょうか?Nゲージキットからの改造?カプラーからするとメルクリンの下回りを使っているようです。
今日の最後は蒸気の牽く軽便列車。トーマモデルワークスのポーターと井笠鉄道の客車です。この客車はNゲージのナロー風客車キットを竹割りして幅を詰めたそうです(確か・・・。違っていたらごめんなさい)。奥にチラっと見える仙北鉄道の気動車は、Nナローのディスプレー用キットを組み立てたものだそうです。

Nナロー製品ってほとんど無いと思ったら、探せばたくさんあるんですね(ただし入手はかなり困難かも)。また、工夫次第でバリエーション豊かな車両群を作れることがわかりました。
次回はジオラマを紹介します。
Oct 5, 2008
第4回軽便祭のNナロー / 4th Narrow Gauge Modeling Festival
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